10月31日(土)、橋岡会館「熱と光の館」で、2026年橋岡町解放文化祭を開催しました。
テーマは、「すべての解放にむけて~学びを伝え、思いをつなぐ~」です。
午前のステージ発表には、未就園児から小学生、中学生まで、地域の子どもたちが参加しました。午後からは模擬店が開かれ、橋岡会館には世代を越えた笑顔と交流が広がりました😊

🎤一人ひとりの学びと思いが伝わったステージ
ステージでは、子どもたちが日頃の活動や学習を通して学んだこと、感じたことを、それぞれの言葉や表現で伝えてくれました。
小学校3・4年生は、「橋岡じまんを見つけよう」をテーマに発表しました。
地域の方から橋岡の昔のことや、自主活動学級に参加していた頃のお話を聞き、自分たちの暮らすまちの魅力や、人と人とのつながりについて学んできました。身近な地域に目を向けて見つけた「橋岡じまん」を、一生懸命に伝えてくれました。
続いて、未就園児の子どもたちが登場しました。
4・5歳のお友だちは「にじ」を歌い、サビでは手話の動きにも挑戦しました。0~3歳のお友だちは、ママやパパのおひざで「バスにのって」を楽しみました🚌
最後は、ステージの親子だけでなく、会場の皆さんも一緒に「しあわせなら手をたたこう」を歌いました。手をたたき、足を鳴らし、締めくくりには会場全体で大きなバンザイ!
子どもも大人も自然と笑顔になり、会場が一つにつながる温かな時間となりました。
小学校1・2年生は、「すてきななかまがいっぱい」をテーマに発表しました。
友だちのよいところや、一緒に過ごす中で感じたことを伝える姿から、仲間を大切に思う優しい気持ちが伝わってきました。

🌱学んだことを、自分たちの言葉で
小学校5・6年生は、「差別と向き合うわたしたち~部落問題学習と四日市ぜんそくの学習を通して~」をテーマに発表しました。
学習を通して知った事実や、そこから自分たちが考えたことを、自分自身の問題として真剣に伝えてくれました。
中学生は、自主活動学級で取り組んだ人権学習をもとに、それぞれが学び、考えたことを発表しました。
2年生は、絵本『わたしのせいじゃない~せきにんについて~』を題材に発表しました。
困っている人やつらい思いをしている人を前にして、「自分のせいではない」と目をそらしてしまうことについて考え、自分には何ができるのか、周りで起きていることにどのように向き合うのかを伝えてくれました。
3年生は、『短所を長所に変えたいやき』を題材に発表しました。
自分では短所だと感じているところも、見方を変えることで長所になることがあります。自分自身のことを見つめ、一人ひとりの違いや個性を前向きに受け止めようとする思いが伝わる発表でした。
自分の考えを多くの人の前で伝えることは、簡単なことではありません。それでも、これまでの学びを自分の言葉にして届けようとする中学生の姿から、成長と頼もしさを感じました。
発表の最後には、小学生と中学生の代表が「水平社宣言」を朗読しました。
子どもたちのまっすぐな声が会場に響き、その言葉を会場の皆さんが静かに受け止めました。
人権について学ぶことは、過去の出来事を知るだけではありません。身近な人の思いに気づき、誰かが困っているときに声をかけ、自分にできる行動へつなげていくことです。
それぞれの年代で学んできた内容は違っていても、発表に込められていたのは、「一人ひとりを大切にしたい」「差別のない社会にしたい」という共通の願いでした。
子どもたちの姿から、大人の私たちも多くのことを学ばせてもらいました。

🏮笑顔と交流が広がった模擬店
午後からは、会館や集会所周辺で模擬店が開かれました。
うどん、炊き込みごはん、フランクフルト、焼き鳥、たこ焼き、飲み物など、おいしい食べ物が並びました😋
子どもたちに人気の、あてもの、ひも引き、ヨーヨーつりもあり、「どれにしようかな?」と楽しそうに選ぶ姿や、景品を手に喜ぶ姿が見られました🎈
食べ物を囲んで会話を楽しんだり、久しぶりに会った人と近況を話したり、子どもたちの成長を一緒に喜んだり――。会場のあちらこちらに笑顔が広がり、地域のつながりを感じられるひとときになりました。
今回の解放文化祭では、子どもたちが学んできたことを伝え、地域の皆さんがその思いを受け止めました。
発表する人、見守る人、模擬店を支える人、会場を訪れる人。一人ひとりの存在が重なり合って、解放文化祭という温かな一日がつくられたのだと思います。
お互いを知り、思いを聞き、声をかけ合うこと。その小さな積み重ねが、差別や偏見をなくし、誰もが安心して暮らせる地域へとつながっていきます🍀
発表してくれた子どもたち、ご協力いただいた保護者・学校・地域・関係者の皆さん、そしてご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

