先日、中学生自主活動学級で人権学習を行いました。
今回はカードゲーム「短所を長所に変えたいやき」を活用した学習です。
はじめに、
「自分のいやな部分ってなんだろう?」
という問いかけからスタートしました。
「人前で話すのが苦手」
「すぐ緊張してしまう」
「自己中心的なところがある」
「ネガティブに考えてしまう」
など、自分自身のことを振り返りながら考えました。
誰の中にも、「ここが苦手だな」「直したいな」と感じる部分があります。
しかし、その“短所”は本当に悪いことなのでしょうか。
子どもたちは、自分自身と向き合いながら学習に参加していました。

✏️見方を変えると、短所は長所になる
カードゲームでは、さまざまな「短所カード」を見ながら、それを別の見方で考える活動を行いました。
例えば、
「融通が利かない」
→「計画的に行動できる」
「行き当たりばったり」
→「臨機応変に対応できる」
「心配性」
→「用心深く考えられる」
というように、見方を少し変えるだけで、その人の良さとして捉えることができます。
学習を進める中で、生徒たちからは、
「人それぞれ嫌なところはあるけど、それがあっていいのかもしれないです。」
「思ったより嫌な部分が良いことに変えられることを知って驚いた。」
「自分はこう思うけど、他の人はそう考えるんだ!と分かった。」
といった感想が聞かれました。
また、校長先生をはじめ、中学校の先生方も生徒と同じように参加し、生徒と同じ目線で一緒に考えてくださいました。
先生と生徒が同じ輪の中で学び合う姿は、自主活動学級ならではの温かい雰囲気を感じる場面でもありました。

🌸仲間の苦手を支え合える関係づくり
今回の学習では、自分自身のことだけでなく、仲間について考える時間にもなりました。
誰にでも苦手なことや不安なことがあります。
だからこそ、
「できないことを責める」のではなく、
「どうすれば支え合えるか」を考えることが大切です。
自主活動学級では、日頃から仲間とのつながりを大切にしています。
勉強を教え合ったり、困っている仲間に「大丈夫?」と声をかけたり、活動の中で自然に支え合う姿が少しずつ増えてきています。
今までの自主活で培ってきた力が、子どもたちの中にしっかり育ってきているように感じました。
一人ひとりが持っている良さや長所を大切にしながら、
これからも仲間とともに学び合っていきたいと思います。

🍀自分も仲間も大切にできる人へ
学習の最後には、
「これからはどのようなことを意識して過ごしたいですか?」
という問いについて考えました。
生徒たちからは、
・「自分や人の短所を良いほうに受け入れられるようになりたい」
・「良いところを見つけたり、友達から相談を受けたらその人の良いところを見つけたい」
・「自分の長所・短所も、他の人の長所・短所も大切にしたい」
・「自分の良いところを大事にしていきたい」
などの感想が発表されました。
人は誰でも、長所も短所も持っています。
大切なのは、「短所をなくすこと」ではなく、その人らしさとして受け止め、自分自身も仲間も大切にしていくことかなと思います。
これからも自主活動学級では、人権学習や仲間との活動を通して、一人ひとりが自分らしく過ごせる力や、互いを認め合える力を育んでいきたいと思います。

