「今日はぐっすり眠れそうやわ。」
「なんだか体が軽くなった気がする。」
講座が終わる頃、参加者の皆さんからそんな声が聞こえてきます。
橋岡会館では、地域の皆さんが健康でいきいきと過ごせるよう、さまざまな講座を開催しています。その中でも、12年以上にわたって親しまれている講座の一つが「いきいき講座・気功教室」です。
ゆっくりと呼吸を整えながら体を動かす時間。参加者同士で笑顔を交わし、声を掛け合う姿が見られるこの講座には、健康づくりだけではない、あたたかな魅力があります。

「気は命の源なり」―気功が教えてくれること
講師の先生が大切にされている言葉があります。
「気は命の源なり」
気功は、中国に古くから伝わる健康法で、呼吸やゆったりとした動きを通して、心と体の調和を整えていくものです。
先生が気功に出会われたのは60歳頃。退職後の人生を考えたとき、「これから何か新しいことを始めたい」と思い、学び始められたそうです。
続けていく中で感じたのは、体の変化だけではありませんでした。
「以前はイライラしたり、人と比べてしまったりすることもありました。でも、気功を続けるうちに、心が穏やかになっていったんです。」
体を整えることは、心を整えることにもつながる。
先生のお話からは、気功の奥深さと、自分自身と向き合うことの大切さを教えていただきました。

「笑顔で帰ってもらえたら、それが一番」
先生が何より大切にされていること。
それは、参加された皆さんが「来てよかった」「楽しかった」と感じて帰ってもらうことです。
「肩こりが楽になった。」
「体が軽くなった。」
「今日はよく眠れそう。」
そんな言葉を聞くことが、何よりもうれしいと話してくださいました。
気功教室では、無理をせず、自分のペースで体を動かします。
そして、毎月顔を合わせる仲間との何気ない会話も、この講座の大切な時間です。
「最近どう?」
そんな一言から笑顔が広がり、人と人とのつながりが生まれています。
橋岡会館の講座は、何かを学ぶ場所であると同時に、「ここへ来ると元気になる」「ほっとできる」と感じられる地域の居場所でもあるのだと改めて感じました。
12年続く講座、その先にあるもの
先生が橋岡会館で気功教室を始められたのは2014年。気づけば12年以上もの月日が流れました。
「この場所は景色も良く、本当にいい環境です。長く続けさせてもらえて感謝しています。」
そう話される先生の表情は、とても穏やかでした。
最後に、こんな言葉を話してくださいました。
「元気なうちは、これからも続けていきたいですね。」
その言葉からは、参加者へのあたたかな思いと、地域への深い愛情が感じられました。
橋岡会館では、子どもから高齢者まで、さまざまな世代が集い、学び、つながる活動を行っています。
「少し体を動かしたい。」
「誰かと話したい。」
「何か新しいことを始めてみたい。」
そんな気持ちになった時は、ぜひ橋岡会館へお越しください。
これからも、地域の皆さんが心も体も元気になれる場所として、人と人とのつながりを大切にしながら、あたたかな居場所づくりを続けていきたいと思います。

